泌尿器手術
泌尿器手術
手術が必要な方は、JCHO九州病院の開放病床を利用し、手術をさせていただきます。
ロボット支援手術の大きなメリットは、身体的な負担が少ない腹腔鏡下手術の特長を生かしながら、人の手による手術の問題点をロボットの機能で克服できるという点にあります。
開腹手術と比較して『傷口が小さい』『痛みが少ない』『出血量が少ない(輸血量1%以下)』『回復が早い』
傷口が5~12mm程度とても小さいため、回復が早く、入院してから10~14日程度退院ができます。
術後早期は尿取りパッドが必要なことはありますが、術後3ヶ月で77%、6ヶ月で91%、12ヶ月で97%が回復します。
術後5年までに両側の神経温存で70~80%。片側温存で40~50%の割合で性機能が回復します。
肉眼より正確な3次元の立体画。狭い範囲でも360°自由に器具を操作でき、人間の手以上の複雑かつ繊細な手術が可能です。このため直腸損傷などの合併症も極めて稀です。
前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー蒸散術は、出血が少なく、短時間で施行可能であり、入院期間も5日間前後と短期間であるため、前立腺肥大に対する薬物治療の効果が不十分であったり、内服治療を続けたくない方に関しては、当院では積極的に手術を勧めています。
膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術も、JCHO九州病院の開放病床を利用して手術施行可能です。内視鏡を使用した経尿道的膀胱腫瘍切除術で入院期間は6~7日程度となってます。