自費診療(ED、AGAなど)|北九州市八幡西区黒崎の泌尿器科【はらの泌尿器ケアクリニック】

〒806-0034 福岡県北九州市八幡西区岸の浦1丁目3-11
TEL, 093-632-7001
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自費診療(ED、AGAなど)

自費診療(ED、AGAなど)|北九州市八幡西区黒崎の泌尿器科【はらの泌尿器ケアクリニック】

料金表:自費診療一覧

ED診療(保険外診療の場合)

保険外診療 料金
診察料 初診 2,000円
再診 1,000円
薬剤料 シルデナフィル50㎎ 1錠 1,650円
シルデナフィル50㎎(ジェネリック)1錠 990円
タダラフィル20㎎ 1錠 1,760円
タダラフィル20㎎(ジェネリック) 1錠 990円

AGA(男性型脱毛症)

保険外診療 料金
診察料 初診 2,000円
再診 1,000円
薬剤料 デュタステリド0.5㎎(ジェネリック)30錠 4,800円
フィナステリド1㎎(ジェネリック) 28錠 4,500円

ブライダルチェック(自覚症状のない感染症検査希望の方)

保険外診療 料金
診察料 初診 2,000円
再診 1,000円
検査 ①梅毒定性 3,500円
②淋菌・クラミジアPCR 5,200円
③マイコプラズマ・ウレアプラズマ 8,000円
④HIV 4,000円
⑤肝炎ウィルス(B型・C型) 4,500円
セットA(①②) 8,000円
セットB(②③) 13,000円
セットC(①②④) 9,500円
セットD (①②④⑤) 13,000円
セットE(①②③④⑤) 20,000円

*表示価格はすべて税込みとなります。

ED(勃起不全)

ED(勃起不全)とは

ED(勃起不全)

EDとは「勃起機能の低下」を意味する英語(Erectile Dysfunction)の略です。医学的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が持続・再発すること」と定義されています。勃起が起こらない、陰茎(ペニス)の硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの十分な勃起機能が得られない状態は、いずれもEDとなります。
EDは生活習慣病と同様に40代前後から発症率が上昇する傾向があり、加齢とともに有病率も上昇していきます。一方で、EDの低年齢化が進み、20~30代の男性にも心因性のEDが増えています。
その要因には性交時の緊張や不安、過去の失敗(トラウマ)、仕事や人間関係のストレス、夫婦や家庭内のトラブル、妊活のプレッシャーなどが考えられています。近年に至っては、EDは若い男性でも起こり得る疾患とされています。

EDの症状

EDは機能的に性交ができない状態のことですが、具体的には次のような症状が認められます。

  • 性的刺激を受けても勃起しない
  • 陰茎の硬さが不十分
  • 性交の途中で陰茎が萎縮してしまう
  • 射精が出来ない

これらEDの症状は勃起のメカニズムと関連しています。

勃起は、

  1. 何かしらの性的な刺激を受ける
  2. 脳から神経を介して陰茎に勃起するよう命令・信号が伝達される
  3. 陰茎の海綿体に血液が流れ込み勃起する

というメカニズムで起こります。
この過程で神経と血管のどちらか、あるいは両方が正常に働かなくなり、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まなくなることでEDとなります。

EDの原因(タイプ)

EDは原因によって、4つのタイプに分けられます。

心因性ED

精神的、心理的な要因で勃起不全や障害が起こるタイプで、比較的若い方にみられます。日々の生活の中で、過度なストレスやプレッシャー、トラウマなどがあると性的な刺激があってもうまく勃起できなくなります。妊娠のための性交がプレッシャーになることもあります。心因性EDでは精神的、心理的な要因を解決することがポイントになりますが、必要に応じてED治療薬を服用して、自信を取り戻しつつ、パートナーとの関係を再構築していくことが治療のステップになります。

器質性ED

身体的な要因で血流や神経に何らかの異常があり、うまく勃起できない状態が器質性EDです。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で、血管に負担がかかり、動脈硬化を発症し、血流が悪くなることでEDを起こすことがあります。また、喫煙や過度な飲酒もEDを引き起こす原因と考えられています。器質性EDでは、ED治療薬を服用しつつ、生活習慣を見直し、根本的な持病の治療をしっかり行っていくことが大切になります。

混合性ED

動脈硬化の進行や神経障害などの器質性と、精神的ストレスなどの心因性の原因が混合しているEDです。比較的ご高齢の方に多くみられます。

薬剤性ED

何らかの薬を服用している場合、その副作用によってEDが起こることがあります。薬によるものか気になる場合は、医師に確認してみましょう。
EDの原因として考えられる薬剤には以下のものがあります。

中枢神経に作用する薬剤

  • 解熱剤
  • 消炎鎮痛剤
  • 抗不安薬
  • 抗うつ薬
  • 抗精神病薬
  • 睡眠薬を含む向精神薬

末梢神経に作用する薬剤

  • 筋弛緩薬
  • 麻酔薬
  • 抗コリン薬

循環器系に作用する薬剤

  • 不整脈治療薬
  • 利尿剤
  • 降圧剤
  • 血管拡張剤
  • 高脂血症用剤

消化管に作用する薬剤

  • 消化性潰瘍治療薬
  • 麻酔薬
  • 抗コリン薬
  • 鎮けい薬

EDの診断

詳細な問診や診察、血管系検査、内分泌検査、神経系検査、生理的勃起機能検査、心理テストなどを用いて診断していきます。
問診票にはIIEF(国際勃起機能スコア:International Index of Erectile Function)があり、臨床的には簡略化した5項目の質問(IIEF5)がEDのスクリーニングや治療の効果判定に広く使用されています。この問診票で合計点数が21点以下の患者様は、EDが疑われるとされています。
ただし、問診票の結果だけでEDの診断はできません。あくまで、EDを疑うための目安として用いられます。

EDの治療

治療は薬物治療が中心となります。ED治療薬を処方しても心機能などに問題なく安全に服用できるかを確認するため、必要に応じて血圧、脈拍、血液検査、尿検査、心電図測定などを行います。ED治療薬の服用にあたっては、治療中の病気があれば服用できるかを主治医にご確認ください。
心臓病などでニトログリセリンなどを服用していたり、排尿障害や高血圧症の薬などを服用していたりする場合、有害な副作用が起こることがありますので必ずご確認ください。

ED治療薬の主な副作用

EDの治療にはPDE5阻害剤と呼ばれる内服薬が用いられており、日本ではSildenafil(商品名:バイアグラ)、Tadarafil(商品名:シアリス)などがあります。
これらは、性的興奮を起こす催淫効果や媚薬効果がある薬剤ではなく、勃起の発現や持続を助ける薬剤です。それぞれに内服方法、持続時間、効果発現時間に特徴があります。

Sildenafil(バイアグラ)

日本で1999年に発売されたED治療薬で、知名度と実績があります。食事の影響を受ける特徴があるため、空腹時に服用します。持続時間は約4時間で、服用から30分~1時間程度で効果が発現するとされています。
副作用には、頭痛、ほてり、紅潮、鼻詰まり、目の充血、血圧低下などが報告されています。

Tadarafil(シアリス)

他のPDE5阻害剤と比べ、食事の影響を受けにくいという特徴があります。食事のタイミングを気にせずに服用することができます。持続時間は最長36時間程度で、服用から30分程度で効果が発現するとされています。
副作用には、頭痛、ほてりや紅潮、消化不良、背中の痛み、倦怠感などが報告されています。

ED治療の費用

ED治療は厚生労働省の認可を受けていますが保険は適用されていません。診察費、治療費、検査費など全額自己負担となります。
ただし、一部保険適応の場合がありますので、ご相談ください。

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)とは

AGA(エージーエー)という言葉を最近テレビなどでよく耳にするようになりました。これはAndrogenetic Alopeciaを略した用語で、男性ホルモンに関係した脱毛症、つまり「男性型脱毛症」のことです。進行性であることが特徴で、早い人では20代からはじまり、徐々に進行して40代以降に最終形になります。
AGA(エージーエー)は他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方、または双方から薄くなり進行していきます。細くて短い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。 通常、髪の毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」のサイクルで生え変わりますが、このサイクルを繰り返す中で成長期が短くなり、休止期にはとどまる毛包が多くなり、額の生え際や頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなってきます。つまり髪の毛が十分に成長しないまま抜けてしまうために、いわゆる薄毛という状態になります。
このヘアサイクルは約4~5年が通常ですが、AGA(エージーエー)ではサイクルが早まり、数ヶ月単位で髪の毛が生え変わります。何もしないでいると髪の毛は減り続け、徐々に薄くなっていきます。進行を抑えるためには早期のケアがとても大切です。
また、女性のAGA(エージーエー)は、男性と異なり、更年期に多く、頭頂部の広範囲にわたって薄くなる特徴があります。現在、男性型脱毛症(AGA)ではなく「女性型脱毛症(Female pattern hair loss:FPHL)」という病名で区別されています。

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)の進行

AGA(エージーエー)は、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなります。毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまうという状態です。
ただし、通常は薄毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性がありますので決して諦める必要はありません。
遺伝だからと諦めてしまう方も多いですが、日々の適切なケアや検査結果をもとにした治療を正しく行えば、薄毛を防ぎ健康的な髪に戻せる可能性があります。早めのケアと治療を開始しましょう。

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)の原因

主な原因は、一般的に遺伝によるものと男性ホルモンの影響と考えられています。脱毛箇所には「ジヒドロテストステロン(DHT)」が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
AGA(エージーエー)は、徐々に薄くなったり抜けたりする進行性の疾患です。そのままにしておくと進行しますので、早めの対処が必要になります。

AGA(エージーエー:男性型脱毛症)の治療と費用

デュタステリド(内服薬)

当院では、抜け毛部位に太く長い毛を増やすことが期待できる(デュタステリド)など処方しております。
これらによる治療は、髪の毛のヘアサイクルが関係するため、効果が発揮されるまで少なくとも半年程度は要します。半年後、効果が実感できたら、その後は長期的に服用を続けていただくことが大切です。 効果の現れ方には個人差があります。短期間で効果が現れないといってご自身の判断で服用を中断してしまうと、AGA(エージーエー)の進行を薬で止めている状態ですので、再び進行が始まります。服用を止める際は、医師にご相談ください。

【副作用】

性欲の減退、勃起機能不全(ED)、肝機能障害等がみられることがあります。肝機能障害のある方は必ずお申し出ください。
前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査の数値に影響を及ぼすことがありますので、検査実施前に、医師に服用している旨をお伝えください。
妊婦や妊娠している可能性のある女性や授乳中の女性では、胎児の発育に影響を及ぼす可能性があります。

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